スーツを買いにいく時、スーツの話をしている時、先日購入したスーツの説明をする時…
「ここがこんな感じで…」なんて説明をしようと思ってもスーツのどこの部分が、どういう名称で呼べばいいかもわからず 困る事無いでしょうか?

私はよくあります。。

今まで人生で2回スーツを作った事がありますが、スーツをオーダーする時 も、「襟の部分を…」なんて、言っていました。本当はもっと格好よくパーツの名称を言ってみたいですよね。

このシリーズではスーツの名称についてご説明させていただきます。
今回は、スーツの襟の部分です。
ちなみにこのブルーの部分ですね。

スーツ 部位

上の部分をカラー(上襟)、下の部分をラペル(返り襟)
カラーとラペルの縫い糸をゴージといいます。

ラペルは裏側から生地を折り返しているんですね。
情熱大陸でテーラーの方がこの折り返しの部分を丁寧に、アイロンで型をつけていたのがやっていました。スーツは元々軍服であったと言われています。軍服は詰襟であり、着こなすにあたり窮屈であるため、ボタンを外して左右に開いた事が、ラペルの始まりと言われています。


このラペルには色々な種類がありますが、主なものはこの2つかと思います。



スーツ ノッチドラペル



スーツ ピークドラペル 


上の写真のラペルを、ノッチドラペル。下の写真のラペルを、ピークドラベルといいます。
ノッチドラペルはラペルが下に下がっていますね。ピークドラペルは逆三角形のようになっています。
ピークドラペルの方がフォーマルなラペルと言えます。タキシードは基本的にはピークドラペルのモノがほとんどであり、(ショールカラーというものもありますが、こちらは置いておきますね。)タキシード風のスーツと言えるでしょう。

ノッチドラペルはすこし、カジュアルでありスポーティーと言われております。元は乗馬服に使われていた、ラペルである為、カジュアルであり、スポーティーと言われているんですね。

スーツの襟の話は分かりましたか?
今後、襟の部分を説明する時は、ラペルとカラーというしっかり使い分けてみましょう!

以上サラリーマンのスーツ着こなし術でした。