「スーツとは…」なんて説明は別に今更知りたくもないと思いますが、
折角、着るからには、スーツのルールを理解して着こなしたくはないでしょうか?
いつ頃からビジネスシーンで活用されだしたのか?
スーツの正式なルール的なものはあるのか?
などなど…
正しくスーツを着こなす上で、しっておいてもいいかと思います。
Q:スーツの前の正装は何を着ていたのか??
私はなんで、スーツがいつから、どのように着られだしたのかが疑問でしたが、調べて見ると、
そもそも、今のスーツが着こなされだしたのは、1920年代と言われております。
スーツの前は、モーニングコートがフォーマルな格好となっていました。
結婚式などでも両親の父親はモーニングコートを着こなしますよね。
では、なぜモーニングコートが廃れていってしまったのか??
それは、ご飯をリラックスして食べられないという事が原因の一つと言われております。
たしかに、あれだけ裾が長く、肩肘が貼っていると、落ち着いてご飯も食べられないですよね。
モーニングコートの裾を切り、肩周りをリラックス出来る様な形式になり、
今のスーツの様な形式に変わっていったという事です。
Q:スーツは始めから、ビジネス着だったのか??
ふと疑問になりました。いきなりビジネスでこの服を着ようとなったのでしょうか…。
実はいきなりビジネスシーンで活用されていた訳ではありません。
イギリスではラウンジスーツ、アメリカではサックスーツと呼ばれ、
寝間着や、部屋着として着られていたらしいです。
当時寝間着として来ていた人からすれば、信じられませんね…。
今の感覚的にスウェットがビジネスシーンで活用されるみたいな事ですもんね。
ちなみに、その後レジャーシーンで使われ、19世紀末頃からアメリカのビジネスマンがビジネスシーンで着用しだしたということです。
Q:現在、最もフォーマルなスーツの形は??
これはスリーピース・スーツという事です。
何となく理解は出来ますね。
結婚式やパーティーなどでもスリーピースを着ているの人が多いのはそういう事でしょう。
今は、シャツは正式な装いの場に着用していくものになっていますが、シャツは本来は下着です。そういう考え方より、下着の上に何かを羽織るという事で、スリーピーススーツは正装だという事ですね。
(ちなみにタキシード着用の場合は、ベストでは無く、カマーバンド着用がルール)
ちなみに、スリーピーススーツとは、同一生地でできた、ジャケット・ベスト・スラックスからなるスーツです。日本では、明治時代以降に伝わり、今でも「三つ揃え」スーツと言われています。
ベッカムだって、ジョニーデップだって、007のダニエルクレイグだって、
パーティーシーンでは、スリーピーススーツを格好よく着こなしています。
(ダニエルクレイグは違いますが…w)
今の若い人はあまり持っていない人が多いかも知れませんが、
本当の正装はスリーピーススーツです。スーツにジレを合わせて正装だと勘違いしている方はいらっしゃるかと思いますが、スーツの場合は、同じ生地で合わせる事がルールとなっていますのでご注意を。
(ちなみに、燕尾服の場合は、万国共通で白のベストを合わせるのがルールです。こちらも黒であわせないように…)
Q:モーニング、タキシード、燕尾服の違いは??
先ほどの章の続きになりますが、モーニング、タキシード、燕尾服の違いってわかりますか?
着用するシーンや、形状も違うのでそこをまとめてみます。
・モーニング
昼間の格式高い結婚式や披露宴などで着用。新郎、新郎新婦の父親、主賓はモーニングですね。
葬儀での、喪主や近親者もモーニングです。
ウエストから、裾にかけて大きくカットされているのが特徴です。
シャツは白無地で、ウイングから、ダブルカフスが基本らしいですが、
レギュラーカラー、シングルカフスでも問題は無いという事です。
タイは、シルバーグレーがおおいですね。
アスコットタイでも、ネクタイでも問題は無いという事ですが、蝶ネクタイを合わせる事はあまり無いらしいので要注意です。
ベストは、ジャケットと同じ布、もしくは、グレーかアイボリーの色のモノにしましょう。
・燕尾服
パーティーなどで、招待状に白のタイの着用がドレスコードで指定されている時は、
燕尾服着用のルールということです。かなり格式の高い場へ行くときの装いですね。
白と黒で統一するのがルールらしいので、遊び心は禁物です。
靴もエナメルシューズを合わせるのが基本らしいので、非常に着こなしが難しいですね。
・タキシード
午後からの結婚式及び披露宴の際の新郎又は、新郎新婦の父親、主賓はタキシードということです。
午前はモーニング、午後はタキシードですね。新郎の方要注意ですね。
夕方からのパーティーも基本的にはタキシードで、ブラックタイがドレスコードのパーティーもタキシードです。
排絹と呼ばれる光沢のあるラベルで、形は、ショールカラー(首にショールを掛けた様なまるみのある襟)のものと、ピークドラベル(襟元が逆三角形にとがったラベル)のものがありますが、どちらでもOKです。
蝶ネクタイ、カマーバンドの着用がルールとなっておりますので、揃えてから着こなしましょう。
ちなみに、私は結婚式の時、このようなオリジナルタキシードを仕立てました。
ピークドラベルのモノになりますね。
参考になりましでしょうか?
スーツを着こなす上でのルールまだまだ、未熟ですが、ご質問があれば記事にしていくので、
コメントいただけますと幸いです。
折角、着るからには、スーツのルールを理解して着こなしたくはないでしょうか?
いつ頃からビジネスシーンで活用されだしたのか?
スーツの正式なルール的なものはあるのか?
などなど…
正しくスーツを着こなす上で、しっておいてもいいかと思います。
Q:スーツの前の正装は何を着ていたのか??
私はなんで、スーツがいつから、どのように着られだしたのかが疑問でしたが、調べて見ると、
そもそも、今のスーツが着こなされだしたのは、1920年代と言われております。
スーツの前は、モーニングコートがフォーマルな格好となっていました。
結婚式などでも両親の父親はモーニングコートを着こなしますよね。
では、なぜモーニングコートが廃れていってしまったのか??
それは、ご飯をリラックスして食べられないという事が原因の一つと言われております。
たしかに、あれだけ裾が長く、肩肘が貼っていると、落ち着いてご飯も食べられないですよね。
モーニングコートの裾を切り、肩周りをリラックス出来る様な形式になり、
今のスーツの様な形式に変わっていったという事です。
Q:スーツは始めから、ビジネス着だったのか??
ふと疑問になりました。いきなりビジネスでこの服を着ようとなったのでしょうか…。
実はいきなりビジネスシーンで活用されていた訳ではありません。
イギリスではラウンジスーツ、アメリカではサックスーツと呼ばれ、
寝間着や、部屋着として着られていたらしいです。
当時寝間着として来ていた人からすれば、信じられませんね…。
今の感覚的にスウェットがビジネスシーンで活用されるみたいな事ですもんね。
ちなみに、その後レジャーシーンで使われ、19世紀末頃からアメリカのビジネスマンがビジネスシーンで着用しだしたということです。
Q:現在、最もフォーマルなスーツの形は??
これはスリーピース・スーツという事です。
何となく理解は出来ますね。
結婚式やパーティーなどでもスリーピースを着ているの人が多いのはそういう事でしょう。
今は、シャツは正式な装いの場に着用していくものになっていますが、シャツは本来は下着です。そういう考え方より、下着の上に何かを羽織るという事で、スリーピーススーツは正装だという事ですね。
(ちなみにタキシード着用の場合は、ベストでは無く、カマーバンド着用がルール)
ちなみに、スリーピーススーツとは、同一生地でできた、ジャケット・ベスト・スラックスからなるスーツです。日本では、明治時代以降に伝わり、今でも「三つ揃え」スーツと言われています。
ベッカムだって、ジョニーデップだって、007のダニエルクレイグだって、
パーティーシーンでは、スリーピーススーツを格好よく着こなしています。
(ダニエルクレイグは違いますが…w)
今の若い人はあまり持っていない人が多いかも知れませんが、
本当の正装はスリーピーススーツです。スーツにジレを合わせて正装だと勘違いしている方はいらっしゃるかと思いますが、スーツの場合は、同じ生地で合わせる事がルールとなっていますのでご注意を。
(ちなみに、燕尾服の場合は、万国共通で白のベストを合わせるのがルールです。こちらも黒であわせないように…)
Q:モーニング、タキシード、燕尾服の違いは??
先ほどの章の続きになりますが、モーニング、タキシード、燕尾服の違いってわかりますか?
着用するシーンや、形状も違うのでそこをまとめてみます。
・モーニング
昼間の格式高い結婚式や披露宴などで着用。新郎、新郎新婦の父親、主賓はモーニングですね。
葬儀での、喪主や近親者もモーニングです。
ウエストから、裾にかけて大きくカットされているのが特徴です。
シャツは白無地で、ウイングから、ダブルカフスが基本らしいですが、
レギュラーカラー、シングルカフスでも問題は無いという事です。
タイは、シルバーグレーがおおいですね。
アスコットタイでも、ネクタイでも問題は無いという事ですが、蝶ネクタイを合わせる事はあまり無いらしいので要注意です。
ベストは、ジャケットと同じ布、もしくは、グレーかアイボリーの色のモノにしましょう。
・燕尾服
パーティーなどで、招待状に白のタイの着用がドレスコードで指定されている時は、
燕尾服着用のルールということです。かなり格式の高い場へ行くときの装いですね。
白と黒で統一するのがルールらしいので、遊び心は禁物です。
靴もエナメルシューズを合わせるのが基本らしいので、非常に着こなしが難しいですね。
・タキシード
午後からの結婚式及び披露宴の際の新郎又は、新郎新婦の父親、主賓はタキシードということです。
午前はモーニング、午後はタキシードですね。新郎の方要注意ですね。
夕方からのパーティーも基本的にはタキシードで、ブラックタイがドレスコードのパーティーもタキシードです。
排絹と呼ばれる光沢のあるラベルで、形は、ショールカラー(首にショールを掛けた様なまるみのある襟)のものと、ピークドラベル(襟元が逆三角形にとがったラベル)のものがありますが、どちらでもOKです。
蝶ネクタイ、カマーバンドの着用がルールとなっておりますので、揃えてから着こなしましょう。
ちなみに、私は結婚式の時、このようなオリジナルタキシードを仕立てました。
ピークドラベルのモノになりますね。
参考になりましでしょうか?
スーツを着こなす上でのルールまだまだ、未熟ですが、ご質問があれば記事にしていくので、
コメントいただけますと幸いです。