日本人のスーツ偏差値を上げる為にはどうすればいいか?

 “スーツを格好よく着こなす為のアイテムを勉強する。”
 “格好いい人の着こなしを真似する。”
 “スーツのパーツの意味を理解する” 
                     などなど…

スーツにまつわる事を360度しっかりわたしが勉強しそれを広めていくという事が方法かと思いますが、有名人でもないサラリーマンのわたしが伝えるだけでは、あまり広まりもありませんよね。

ameba含めて3年間ほどスーツにまつわる事を書いてきて、
月間でやっと15,000人の方に目にして頂けるようになりましたが、まだまだ。


スーツにまつわる事ではなく、着る方のお悩みを解決できるようなテーマを考えてみました。
うんちくをたれても仕方がない事の方が多いですよね。
如何にその人にフィットしたスーツの着こなしをするか?コレが大事だと思います!
足が短い・なで方・少しあごが出ているなど。色々な悩みがあると思いますが、
そんな悩みを解決できる様な、スーツの着こなしをご紹介できればと思います。


今回は、
「顔の大きい人がスタイルよくスーツを着こなすスタイリング」についてです。

スーツは逆三角形スタイルが格好いいと言われています。
頭が小さく、肩幅が広く、下半身はごつい感じよりかはすっと細身の方が格好いいんですね。
よく言われている理想の形が、トイレの男性用案内ですね。

スタイルのいいスーツ着こなし

どうでしょうか?非常に格好よくスーツを着こなしていますね。
顔が小さく、肩が張っていて、下半身はすっとしていますね。
皆さんこちらを参考にしましょう。

顔がおおきい方はこのバランスが崩れているので、スーツが格好よく着こなせていないんですね。
顔がおおきい方は、身長を伸ばすか、顔の大きさに合わせて肩幅を広くするか…
って、自分の体を変えましょうというのは難しいですね…

男性トイレのこの方がすべてではないので、スーツの着こなしで、
顔が大きくても格好よく見せましょう。

ポイントは、ゴージの位置(ラペルとカラーのつなぎ目です)です。
ゴージは、ラペルとカラーをつないでいるだけでなく、
ゴージの位置によってスーツのバランスをとる重心が変わるんですね。
ゴージが高いほどジャケットの重心が高くなり、ゴージが低いほど重心が低くなります。

もう少しいうと、
ゴージ位置が高いと見る人の視線がやや上にあがります。
要するに、頭や方のラインをしっかり見られてしまうという事ですね。
ゴージの位置が高ければ顔への注目度があがり
ゴージの位置が低いと顔への注目度がひくくなるという事です。
ですので、顔が大きい人は、ゴージを位置が低いスーツをオススメ致します。


しかし、その分Vゾーンのへの注目度がますので、
夏場はネクタイとシャツ、冬場はネクタイ、シャツに、ストール、セーター、ベストなどなど…
この組み合わせは注目度が上がる分注意しないといけないですね。

一般的には、イタリアスーツはゴージ位置が高く、イギリススーツはゴージ位置が低いです。
先日記載いたしましたとおり、イタリアは先進的であり、イギリスは伝統的なスーツデザインである為、こういう特徴があるんですね。

顔が大きくても似合うスーツ


顔が大きい人 スーツ

スタイルがよく見えるスーツ


 古田新太さん、 西田敏行さん、 松方弘樹さん。
皆さん名俳優さんですが、顔は大きめだと思いますが、
みなさんとても格好よくスーツを着こなしていますね。
 
少しわかりにくいですが、特に3枚目の松方弘樹さんのスーツは、ゴージ位置が高いですね。

顔の大きい人は是非参考にされてみてはいかがでしょうか?
以上、サラリーマンのスーツ着こなし術でした。