サラリーマンのスーツ 着こなし術

”日本のサラリーマンが、世界で一番スーツ偏差値が高い国になる” イタリアにも、イギリスにも、アメリカにもまけないお洒落なスーツが溢れる国になる為に、 現役のサラリーマンが、スーツ着こなし術や、スーツの歴史、スーツのブランド紹介などをしていきます。

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タグ:ジャケット

ジャケットは何着持っていますか?
スーツ着用が必須の会社に勤めている方、ジャケパンがOKな会社で勤めている方で持っているジャケットの数は大きく変わると思います。大体平均年間で5、6着程が平均的な数と言えるのではないでしょうか?

わたしの場合、
夏用のジャケットが3着、冬用のジャケットが3着の合計6着で着回しています。毎日ジャケパンという訳ではなく、もちろんスーツの時もあるので、6着もあれば充分事足りるのですが、「ジャケパンの時は毎回このジャケットをきているな」と思われるのがいやで、最近ではチノパンやカラーパンツにスーツのジャケットを合わせています

○スーツのジャケットでジャケパン着こなしをしている方は多い
実際、スーツのはるやまの商品開発部の方にお話を伺った際も、「ジャケパンでスーツのジャケットを合わせるのは全然OK」とおっしゃってましたし、雑誌LEONの創刊メンバーであるファッションコーディネーターの干場義雅さんもfacebookでスーツのジャケットを別のパンツに合わせているコーディネートをアップされていらっしゃいました。

○スーツスタイルとジャケパンスタイル
とはいえ、見た目的にスーツのジャケットを着回しているとバレバレなのはいやですよね。そこで私が実施しているスーツジャケットの着回し方をご紹介致します。

先ずは、ネイビーのスリーボタンの段返りスーツ。
スリーピーススーツ

そして、このジャケットに白パンツを合わせたジャケパンスタイルがこちら。
白パンで合わせる為に、爽やかに見えるように、鮮やかなブルーのボーダーニットタイと、ギンガムチャックを合わせてみました。
ジャケパン着こなし

つづいてこちら、ネイビーのダブルスーツ。
写真 4
全身が撮影できなくてすいません。。ベージュのスラックスを合わせたジャケパンスタイルでまとめてみました。このダブルのスーツはシルエットが少しだけ大きめの作りになっているため、細すぎるパンツのシルエットでは合いにくい為、ベージュのスラックであわせてみました。スーツのシルエットとパンツのシルエットは揃えるべきでしょうね。
ダブルジャケット

最後にライトグレーのストライプスーツ。
ストライプスーツ
ジャケパン着回しコーディネートがこちらです。ブルーのチノパンにレザースニーカーにアンタイドスタイルでゆるくまとめました。
ジャケパン ストライプジャケット

こういう感じで、スーツのジャケットを上手く着回せば、毎日の着こなしの幅もものすごく増やす事ができます。是非トライしてみてはいかがでしょうか?
 

本切羽ってご存知ですか?
本切羽 ジャケット 見え方
スーツを購入するうえで、「いいスーツだ」と判断できるポイントは幾つもあります。生地、シルエット、ボタン、その他以前ご紹介したフラワーホールのチーループ(フラワーホールのチーループが有るか無しかで、スーツの質が決まる)もその一つですね。そして、本切羽もいいスーツの特徴であるといえます。この本切羽とはどういうものかを理解した上で、スーツの着こなしに取り入れていましょう。

●本切羽(ほんせっぱ)とは… 
本切羽
本切羽とはボタンで開閉するスーツの袖口の事をいいます。スーツによって違いますが、今は基本的に本切羽のものが多い様な気がしますね。ただ、本切羽はスーツが出来た当初はなかったんですね。

そもそもスーツの袖口にボタンを付けたのはフランス革命で有名なナポレオンと言われています。フランス革命時代兵士達は寒くて鼻水をスーツの袖口でふいていたんですね。それを防止する為に付けられたと言われています。生死を決して侵攻している中、「袖口についた鼻水がカピカピになって見栄えが悪い!からボタンをつけよう!」なんてあまり思いつきませんよねw

さて、話は戻ります。ですので、基本的にスーツの袖口のボタンは飾りでありました。が、これが本当のボタンになったのは、お医者さんがスーツを着だした時代です。
本切羽の別名をドクタースタイルと言います。お医者さんが患者さんの治療をする際に、ジャケットを脱がずに袖捲りをしないといけなかったんですね。(今でもそうですが、シャツは下着でジャケットは上着である為、シャツだけでうろうろするのはパンツ1枚でうろうろしているのと同じと判断されていたんですね。)ですので、本切羽を付けてお医者さんが治療の際に腕まくりをしやすくしたのがはじまりと言われています。

●本切羽とあきみせの違い…
あきみせ
本切羽と対象的な、パーツが開きみせ(あきみせ)になります。あきみせは読んで字の如く、開いているように見せているスーツの袖口の事。「安物のスーツはあきみせが多い」なんていいますが、スーツの語源にもなっているイギリスのサヴィル・ロウの古き良き英国式スーツは、あきみせがベーシックである様です。

●本切羽を外す意味
本開き ジャケット
本切羽は一昔前はオーダースーツの特徴でありました。
あきみせの場合、袖口にボタンがついているだけなので、袖出しの補正が出来るのですが、本切羽にするとそれができません。(袖口が切れてわかれているからですね)ですので、本切羽のスーツは袖の長さをその人に合わせてきちんと作られているオーダースーツならではだったということですね。(ただ、現在はツープライス業態のスーツでもほとんど本切羽で作られているように思います。)
上記より、本切羽のボタンをはずすという事は、「オーダースーツです!」という宣言をする様なものだったんですね。その他にも、カフスボタンを見せやすい固い印象のスーツに少し柔らかさがでる。という事も本切羽を外す理由ですね。それらの理由を総括すると、本切羽を外すと小慣れた感じに見えるという事ですね。

●本切羽を外したジャケットの着こなし
本切羽 ジャケット

本切羽 ジャケット 着こなし
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フラワーホールはご存知ですか?
フラワーホール
フラワーホールは会社の社章やワンポイントアイテムなどを付けてるラペルについている穴の事ですね。では、元来から社章やワンポイントをアイテムを付けるために、わざわざあけていたのかと言うとそうではありません。このフラーループをあけるに至った経緯があるんですね。

●フラワーホールの歴史
スーツ フラワーホール
昔、風が強い日などはジャケットの襟をたてて風をしのいでいたんですね。その時に、襟が倒れない様にボタンを付けていたらしいですが、そのボタンの穴をあけたのがスーツにおけるフラワーホールの始まり。といわれています。ただ、その当時この穴は、フラワーホールという名前ではありませんでした。

その後、1936年に在位したイギリスのエドワード皇太子がこの穴に花を入れだした事がフラワーホールのはじまりと言われています。

フラワーホールはプロポーズのときにも利用されたりします。
その昔、男性が女性にプロポーズをする際、一輪の花を手向けるのが通例だったんですね。女性はその一輪の花を手にとり、OKであればフラワーホールに挿すという使われ方もこのフラワーホールはしていました。

●フラワーホールのチーループとは
フラワーホール チーループ
このラペルの裏地についているフラワーホールの穴の下にある水色のライン。これをチーループといいます。 チーループのチーというのは茎という意味。チーループの使い方としては、花の茎をここに通して花を固定するという使い方だったんですね。現在でもおしゃれにみせるワンポイントとして、チーループをパンツに付けたりする事もありますが、本来はラペルの裏側にあるものです。

皆さんのスーツにはチーループはついていますか?こういうフラワーホールやチーループの本当の意味を理解してスーツ作りをしているかしていないかで、スーツの質というのが決まってくるのではないかと私は思います。

ちなみに、このジャケットは昔P.S.F.Aで購入したもので、一昔前はすべての商品にチーループをつけていたらしいです。

〈2014年5月21日追加…〉
そういえば…と思い、何気なくラペルをひっくり返すと。このスーツにもついていましたチーループ。
別にあったからといって、使う訳ではないです、人に見せる訳でもありませんが、チーループがついているだけで、「きちんとフラワーホールの歴史まで考えて作っているんだな」と自分の中でこのスーツを買ってよかったと納得できます。

人に格好よく見られるために、スーツをきちっと着こなすというのはわたしのスーツを購入するモチベーションの一つですが、もう一つは自己満足できるかどうかですねwこの自己満足できるかどうかは、その人からでているオーラというか雰囲気にかかわってくると思います。ですので、こういうチーループは重要なんですね。
フラワーホール チーループ

皆さんもスーツ選びの際にはこういうポイントもご覧になられてもいいかもしれませんね。  

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