スーツを着こなす際、靴下選びにどれくらいの時間をかけていますか?
靴下 お洒落

最初はスーツ(or ジャケットパンツ)から。
次にそれに合わせるYシャツ。
全体の色みを考えてネクタイとポケットチーフをあわせる。
これでVゾーンは完成ですね。
あとは、あまり見られないからと、ハンカチと靴下ぱぱっと選んで完成。

となっている人は多いと思います。「まさか靴下を合わせ間違っている」なんてと思っている方も少なくないと思いますが、街を見渡せば以外に靴下まで気が回っていない人も多い様です。

●スーツを格好よく着こなす際の靴下の重要性グレースーツ 靴下
貴方がえらんでいる靴下はそれで本当にあっていますか?

電車や取引先の方でたまにいらっしゃいませんか?
打ち合わせ中に靴下がずり落ちていてすね毛があらわになってしまっている人を。そもそもパンツ、靴との色がまったくあっておらず靴下が浮いてしまっている人を。モカシンやローファーを履いているのに、くるぶしソックスを履いているので、靴下が中途半端にはみ出てしまっている人を。

それらは全てNGですね。スーツを格好よく着こなすポイントは全体のバランスをしっかりと考える事。
靴下は見えにくいとはいえよく見られています。歩いている時、座った時、足を組んだ時様々なシーンで靴下はあわらになりますよね。お洒落は足下からともいうくらいですので、靴、靴下から見る人だっています。靴下が決まっていなければ、しっかり決めていたVゾーンも台無しになりますので、まずはこの足下をしっかりと整える事からはじめましょう。
 
●スーツに合わせる靴下の選び方(ビジネスシーン編)ストライプ 靴下
ビジネスシーンで靴下を選ぶ際のポイントは色と柄と素材です。この3つのルールはきっちりまもって、靴下を選ぶ様にしましょう。

スーツに合わせる靴下の色…
靴とおなじ靴下の色(同系色)を選ぶようにしましょう。ブログのタイトルと矛盾してしまうのですが…スーツも靴下も西洋の文化から産まれたもので日本の足袋とは意味合いが違います。靴とパンツにある”間”を埋めるものが靴下であり主張する事は基本的にありません。ですので、靴とおなじ色(同系色)の靴下をチョイスするという事ですね。

スーツに合わせる靴下の柄…
こちらも色と同じく、極力目立たないというのが、ビジネス時の鉄則かと思います。ですので、無地がベストですね。しかし、もう一歩背伸びしてお洒落に気を配りたいならば、同系色の柄はOKでしょう。黒に濃いネイビーのストライプや細かいドット柄の靴下、などはお洒落な感じですね。

スーツに合わせる靴下の素材…
最近では、靴下の素材もたくさんあります。綿、ナイロン、カシミヤ他、素材開発も進み、ユニクロのヒートテック素材の暖かい靴下だってあります。その中でもビジネス靴下で一般的な素材は、表糸綿100%裏糸ナイロンという素材でしょう。それ以外は駄目という訳ではなりません。ただ生地によって靴下の質感や、履き心地が大きく変わってきます。そういう意味では、表糸綿100%裏糸ナイロンというのが、サラリーマンにとって履き心地がよく、すこしテカリのある靴下になるという事ですね。

スーツに合わせる靴下の厚さ…
スーツにあわせてビジネスシーンで履く靴下の厚さは重要です。かなり曖昧ですが「厚すぎず、薄すぎずがポイント」ですね。例えば、たまに薄すぎて素肌が透けそうな人がいますよね。また、厚すぎてスキー用?という人もいると思います。常識の範囲で厚さは判断しましょう。

スーツに合わせる靴下の長さ…
スーツのに合わせる靴下は非常に重要です。短くなると素肌が見えてしまい、清潔感がなく見えてしまいますので、長さには特に注意しましょう。推奨する靴下の長さは、かかとから履き口まで26cm以上です。
一般的に市場を出回っている靴下の長さは25~26.5cmくらいなんですね。ですので、26cmは少し長めにはなります。コレくらいあると普通にしていても足を組んでも、素肌があらわになる事はないので、安心かと思います。

●ジャケパンに合わせる靴下の選び方(ビジネスシーン+プライベート編)
靴下 ボーダー
ジャケパンでもビジネスシーンであれば、スーツの時のルールとはかわりません。スーツ全体のバランスを考えて色みを統一する必要があるので、色や柄、厚さや、素材には気をつけるようにしましょう。

ただ、シーンによっては別です。例えば、少しクリエイティブに見えた方がいい時や、ジャケパンでプライベートなシーンを過ごすときなどは折角なんで派手にいきましょう!
その中でも、ジャケパンにあわせる靴下のルールとして守った方がいいのは「靴と靴下の色を合わせる」という事ですね。もちろん、崩しても問題はないです。ただ、着こなし的には少し難しいので靴下だけ浮いてしまうリスクがでてくるんですね。ただ、色を合わせても充分お洒落にみえます。

上記の写真なんか格好いいですね。赤色のモカシンに赤の細いボーダーソックスを合わせています。
足下に統一感があるので、ジャケットに赤と反対色である緑を持ってきても、色がバラバラな感じに見えないんですね。これを靴と靴下の色みを合わせていないと統一感の無いジャケパンの着こなしになっていたと思います。

●パーティーシーンでの靴下の選び方 靴下 ドット柄
パーティーや二次会の時は派手な靴下を合わせたいですね。パーティーの時などは少し別かもしれないですが、以前のわたしの記事にも書いている通り( 男性必見!周りと差をつける「大人の」結婚式二次会の服装について )、結婚式の2次会の時は、主役がいるためそこまで目立つ事は出来ませんよね。。そんな時に靴下ですね。ジャケットやスラックス、靴などを抑えれば抑えるほど靴下は派手にしてしまえばいいと思います。

非常にわかりにくくて申し訳ないのですが… こちらが、以前結婚式の二次会に出席した際の私の着こなしです。
結婚式 二次会 ストール
黒のエナメルシューズに赤色のドット柄ソックスを合わせていました。何人の人が見ていたかは、わかりませんが、個人的にはこういう所にはこだわっていきたいなという事ですねw

●ださい靴下の履き方
全体のコーディネートに気を使っていても、履き方がわるければ何にもなりません。ださくなる要因として、靴下の寿命を見誤っているという事があるでしょう。先っぽが穴の空いてしまった靴下なんで言語道断。そっこうゴミ箱へ。すぐにその足で靴下を買いにいくべきですね。それ以外でも履き口のゴムの問題があります。履きこんでしまうと靴下の履き口はすぐに伸びてしまいますね。靴下の履き口が伸びてしまうと、靴下に謎のたるみが出来て非常に見ていて不格好です

例えばこんな感じ。
ださい靴下
ずれてしまった靴下は、すね毛も見えてたるみがあり清潔感もないですよね。

靴下はこうあるべきです。
スーツ 靴下
全然見え方は違うと思います。柄やボーダー、ストライプなど関係無しに足下がスッキリしていないと全体が野暮ったく見えてしまうので、靴下はゴムがキツめの物を目一杯上までのばして履くようにしましょう。そして、少しもったいないですが、履き口がよれて歩いていると下がってきそうになる靴下は処分してしまいましょう。1シーズンで3~5足のイメージで買い替えるべきであると私は思います。

●おすすめ靴下紹介
 ビジネス用のソックスはに関しては、PSFAやスーツファクトリーに行けば安くて適正な物が販売されていると思いますし、こういう物でもいいかと思います。



カジュアルやパーティー用のソックスはこちら。
わたしもヘビーユーザーのHAPPY SOCKS(ハッピーソックス)。ブランド名もデザインもかなりHappyです。BEAMS(ビームス)やUNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)でも多数取り扱いがありますね。こういうビビットなグリーンのドット柄ソックスなんかとてもいいかと思います!




コレからの夏シーズン、モカシンやエスパドリューなどが活躍してきますよね。
そういう時に便利なのが深履きソックスです。わたしのプライベートブランドGIOCARE SOCKS(ジョカーレーソックス)では「もっとファッションで遊ぼう」をコンセプトに、第一弾として靴を脱いでもお洒落な深履きソックスを作成しました。わたしも履いていますが、まわりの人の反応は上々です。

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