サラリーマンのスーツ 着こなし術

”日本のサラリーマンが、世界で一番スーツ偏差値が高い国になる” イタリアにも、イギリスにも、アメリカにもまけないお洒落なスーツが溢れる国になる為に、 現役のサラリーマンが、スーツ着こなし術や、スーツの歴史、スーツのブランド紹介などをしていきます。

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タグ:ダンヒル

サッカー日本代表の2014年の”勝負服”は今回もダンヒル。
サッカー日本代表スーツ 2014年
勝負服といっても、ユニフォームではないんですね。(紛らわしいですか…)
ダンヒルがサッカー日本代表に提供している、移動時に着用するスーツのコンセプトの事です。
ダンヒルは永らくサッカー日本代表のオフィシャルスーツを提供しているんですね。非常に格好がよく、毎年細かいコンセプトが違って面白い。2014年6月に開催されるFIFAワールドカップブラジル大会の公式スーツも発表されましたし、サッカー日本代表の歴代のスーツをまとめてみる事にします。

サッカー日本代表とスーツの歴史
サッカー日本代表 歴代スーツ

日本代表がワールドカップ本大会に初出場できたのが、1998年FIFAワールドカップフランス大会。
アジア最終予選対イラン戦。延長戦での岡野選手のスライディングシュートは今でも忘れません。(父と試合を観戦していて夜中に絶叫しましたね。)この時も、スーツは揃えているはずなのですが、残念ながら情報が落ちていません。。

2014年FIFAワールドカップブラジル大会では、アルフレッド・ダンヒルがスーツの提供を行いますが、
ダンヒルのサッカー日本代表移動時のスーツの提供は、2000年からで15年目という事です。契約期間モ公開されておらず格好よければずっと続くという事でしょうかね。

海外のメディアからは、「日本代表なら日本のスーツブランドを着るべきだ!」と一部バッシングを受けているらしいです。確かにソチオリンピックでも、アメリカ代表のチームユニフォームはラルフローレン、フランス代表のチームユニフォームはラコステ、スウェーデン代表のチームユニフォームはH&Mが、デザインしていると話題になっていました。
(アメリカ代表のチームユニフォーム ラルフローレン)ソチオリンピック ラルフローレンjpg
(フランス代表のチームユニフォーム ラコステ)
ソチオリンピック ラコステ
(スウェーデン代表のチームユニフォーム H&M)
ソチオリンピック スウェーデン代表
ちなみに、オリンピックでは国産ブランドデザインのユニフォームが採用されております。ソチオリンピック日本代表のグレーのジャケットは大丸松坂屋百貨店、チームユニフォームはデサントデザインでした。ワールドカップもオリンピックと同じく国をあげての戦いなのに、イギリススーツブランドで移動するというのは少しよくわからない気がしなくも無いですかね…。ただ、サッカー日本代表の今回の勝負服を「洋服の青山」が発表!というタイトルの記事にはどこか魅力は感じませんね…がんばれ日本のスーツブランド!

サッカー日本代表×ダンヒル歴代スーツ
では、歴代のサッカー日本代表のスーツをご覧下さい。
○2014年 サッカー日本代表×ダンヒルスーツ
サッカー日本代表スーツ 2014年
○2013年 サッカー日本代表×ダンヒルスーツ
サッカー日本代表スーツ 2013年
○2012年 サッカー日本代表×ダンヒルスーツ
サッカー日本代表スーツ 2012年
○2010年 サッカー日本代表×ダンヒルスーツ
サッカー日本代表スーツ 2010年
○2009年 サッカー日本代表×ダンヒルスーツ
サッカー日本代表スーツ 2009年
○2007年 サッカー日本代表×ダンヒルスーツ
サッカー日本代表スーツ 2007年
○2006年 サッカー日本代表×ダンヒルスーツ
サッカー日本代表スーツ 2006年
昨年2013年5月30日には、ダンヒルとサッカー日本代表勝負服の過去10年分のスーツをみられるイベントが、ダンヒル銀座本店で行われた様です。(イベントの様子はこちら

2010年以降のコンセプト「勝負服」とは…
毎年広告やダンヒルの店舗で掲載されるスーツのヴィジュアルは撮影し直しされていますね。2010年頃まではよくある着ている人がただ並ぶだけという感じでしたが、2010年以降は躍動感があるというか、渋さが伝わってきますね。
ダンヒル店舗ではこんな感じに掲載されていますね。
ダンヒル サッカー日本代表

ダンヒル サッカー日本代表2006年 
上の写真が、2013年のヴィジュアルで、下の写真が2006年の物になります。
どちらも格好いいのですが、やはり勝負服とコンセプトメイクされた2010年以降の方が、格好いいヴィジュアルになっていますね。勝負服というコンセプトは、「大切な場面に挑む装い」という意味が込められており、さらに毎年少しづつテーマが違うという事です。

例えば、こちらの2013年の勝負服
サッカー日本代表スーツ 2013年
メッセージとして、“Departure(出発)"が付加されているという事です。
2013年に開催されたコンフェデレーションズカップや、2014年のワールドカップブラジル大会に向けての出発の舞台をイメージする為に、
空港のアーチを背景に選んだとか。

(おまけ)サッカー日本代表選手のスーツ着こなし
これはチームのスーツではないので、個人の選手がプライベートで着こなしているスーツですね。
実際最近では、芸能事務所とマネジメント契約をしている選手も多く、スタイリストを事務所がつけている場合もありますが…。サッカー選手はお洒落な方が多く、スーツの着こなしはどれも参考になります。

○本田圭祐 スーツ着こなし
現役選手の中でもっとファッション感度の高い選手は彼でしょう。
彼の入出国の際のスーツの着こなしは非常に参考になります。
本田圭祐 スーツ着こなし
本田圭祐 スーツjpg
サッカー 本田 スーツ
全て格好いいのですが、特に1枚目のライトグレーのスリーピースのスーツの着こなし方。
イエローのベルトを合わせた着こなしは素晴らしいですね。何度イメージしても、他の髪型だったらこのスーツが似合うイメージはありませんでした。少し髪の毛が長いとこれだけ清潔感がある様にはみえず、かなりチャラい感じになってしまうと思います。
どのスーツの着こなしも派手ではあるがバランスがいいので、もちろん格好いい。第一印象で「本田」とわかるこのセルフブランディングの方法は、サラリーマンの方にも通ずる所はあると思います。

○内田篤人 スーツ着こなし
若い女性に最も人気が高い選手は内田篤人選手ではないかと思います。
内田篤人 スーツ
ライトグレーのスラックスに、ブラックのジャケットに着こなし。
王道スタイルですね。勿論の事ながら、シルエットはやや細身で、着丈もばっちり。
袖のボタンは普通のボタンよりやや光沢があり、細部にまでこだわったアイテムですね。

内田選手はカジュアルな装いが得意なんででしょうね。DIESELの商品をよく身につけている印象があります。顔はかなり童顔なので、スーツよりかはカジュアルな装いが似合うのでしょうかね。

○中田英寿 スーツ着こなし
現役ではないですが、中田英寿選手もお洒落で有名でしたね。
中田英寿 スーツ
中田英寿 お洒落
中田 スーツ
EXILEは中田英寿さんを参考にしたのではと思うくらいお洒落じゃないですか(笑)
やはり、シルエット細め。あまりかしこまりすぎず、チーフを差すまではしていないですね。
自然体で、着こなしている感じが、好感がもてるポイントだと思います。

2枚目のボルドージャケットに下に来ているハイネックも良いサイズ感ですね。少し大きいものを着ると首の所がよれてしまい、タイトに合わせすぎると胸の部分がはりすぎてしまうんですね。
ネイビーのスラックスもタイトとフィットなシルエットが素晴らしいです。

○三浦和良 スーツ着こなし。
元祖・お洒落なサッカー選手ですね。(今ももちろん格好いい。)
キングカズ。カズです。
三浦知良 スーツ
カズ スーツ 着こなし
カズ スーツ
何を着ても、何をしてもカズですね。様になります。圧倒的存在感。TVでおっしゃっていたのですが、帽子はボルサリーノ、車はフェラーリと骨の随まで、イタリアブランドを愛しているとわかりますね。あくまでも想像ですが、カズはスタイリングは自分でやっているのではと思います。

カズのスーツの着こなしは、本田選手や中田選手をも超越していますね。TPOにあわせてシルエットもかえている様に思います。もう、47歳ですしタイトフィットだけがスーツの着こなしではないと理解し、
大人の余裕を漂わせる少しルーズな着こなしもしています。

カズは、ボルサリーノを愛用していると聞きましたが、3枚目は恐らくそうでしょう。
白のロングコートに、赤の靴下。完璧です。これだけの着こなしはさすがに参考には出来ないなと感服です。w

香川選手や、長谷部選手、長友選手や、川島選手など、スーツ姿を取り上げたかったのですが、
チーム公式スーツ姿しかあまり無く、正直内田選手の様にシンプルな装いしか無かったんですね。
全員が「本田選手まで…」とは言わずとももう少し、お洒落にスーツを着こなして、日本のサッカー選手はお洒落なんだと世界からそういう面からも注目される様になって頂きたいですね。

2014年ブラジルワールカップの展望
日本代表10年の歴史
昨年特設された、日本代表の歴史が見れるサイトです。

ブラジルワールドカップまで、あと2ヶ月と少し。
2014年の6月12日に開幕ですね。
決勝戦の7月13日日本代表が残っている可能性が何%かはわかりませんが、
本田選手や、長友選手が優勝するといってくれているので、
是非とも応援したいと思います。

頑張れニッポン代表!




 

先日から始めました4回連載シリーズ
〇〇風スーツとは?と言う事を勉強していこうと思います。

ameba blogも含めて約300記事以上スーツの着こなしについて色々と書き、
ありがたい事に、月間で10,000人以上の方にご覧いただける様になりました。
これだけの方にご覧頂けるので、もっと責任を持ってスーツの事をしっかり勉強しようと思い、
知識も磨いていく為にこういうシリーズもはじめました。

スーツの”ス”の字もわからず、感性のまま、悪く言うと、適当、に書いている様な感じでしたが、
しっかり勉強した状態書いていかないと見て頂いている皆様に失礼かと思いまして。


日本人は他の国と比べ、器用で繊細で感性豊かだと思います。
スーツの勉強さえすれば、誰もが自分の体系にあったお洒落なスーツの着こなしが出来る様になると思います。ですので、そういう風に少しでもこのブログを読んでお洒落に着こなす後押しになればと思いまして。

前置きがながくなりましたが…
先日のイタリアスーツに引き続き、今回はイギリススーツの着こなしについてご紹介です。


イギリス



まず、イギリスの気候について…

地理的には世界地図の左の上の方です。w
小学生の頃は、アメリカから一番遠い国という認識でしたが、
ロンドン〜ニューヨークは約7時間、ロンドン〜東京は約11時間とニューヨークの方が近いんですね。
(稚拙な比較失礼致しました。)
北海道より北に位置するので、非常に寒いと思いきや、メキシコ湾から偏西風が流れている為、
位置している所程は寒く無いという感じです。
夏場は15℃~20℃ 冬場は0~3℃という感じでしょうか。
後ほどご紹介しますが、イギリスにはハリスツイードと呼ばれる伝統的な生地があります。
また、縫製も他の国と比べて非常に頑丈です。
これは、こういうややヒンヤリした気候でも、お洒落にスーツを着こなす為に生まれたんだろうと思います。

イギリススーツの特徴…

イギリススーツの特徴としては、
「男性らしさ」「オフィシャル」「重量感」という事がいえるでしょう。

スーツ ダニエルクレイグ

スーツの起源は元々、イギリスと言われています。
宮廷を出入りしている人がスーツを着ており、
スーツを着ていると、身分が高い人と見られていたという事です。

今のモデルになったのは、20世紀初頭の1900年代。
それまでは、モーニングが中心でしたが、もっと動きやすくと言う事で、
モーニングの裾の部分がなくなり、乗馬をする為に、ベント(ベンツ)がはいり、
現代のスーツの形になった
という事ですね。


男性らしさを強調する為、胸もとが強調する作りになっています。
胸元を強調する為に、下記の様な作りになっているんですね。

 肩幅   :小さくタイトな肩幅が特徴であり、パッドが用いられている
 襟    :襟巾が小さい
 ジャケット:着丈はやや長く、後ろはサイドベンツ、袖口はタイトに仕上げられている
 ウエスト :絞れており、ウエストポイントは高い


スーツのルーツが格式高い洋服である為、
がっちりしていてコンパクトにまとまっており、芯をたくさん使っています。
生地がしっかりと縫い込まれてあり、耐久性に優れていて

色や柄は独創的で奇抜なものは少ないです。

また、当時宮廷にいる方の遊びで乗馬があった為、
コインをいれる為の、チェンジポケットがついているのも、
ブリティッシュデザインの象徴であると言えます。

スーツ チェンジポケット

イギリス スーツ


ちなみに…
スーツは日本語で背広ですが、ロンドンの中心部オーダーメイドの名門紳士服店500mほどの通りに30店舗ほどが集中している”サヴィル・ロウ”が由来と言われています。
(ちなみに、アバクロンビー&フィッチや、エヴィスも出店しています。) 

さすが、スーツの起源イギリス。日本でももろにその影響を受けているんですね。

イギリス スーツ 着こなし


イギリススーツの有名なブランド…
イギリススーツと言えばこちらも本当に色々とあり、
挙げればきりがないですが、この3つは抑えておくべきだと思います。

○ダンヒル

ダンヒル

スーツ ダンヒル


○ポールスミス
ポールスミス
スーツ ポールスミス


○アクアスキュータム

アクアスキュータム


スーツ アクアスキュータム


勿論、バーバリーも世界的なブランドではありますが、
私はこの3つのブランドは抑えておくべきであると思います。

まずはネクタイからはじめてみてもいいですね。
夏の暑い時期にはオススメですね。ダンヒルのニットタイです。

どんなスーツにも合いやすいアクアスキュータムのネイビーネクタイ

こういうスーツに合わせる小物は本当にポールスミスは格好いいです。

イタリア同様、イギリスにも
古くからある世界的に有名な生地屋が多数あります。
特徴としては、暖かみを感じさせる風合いとやはり重厚感があるものが多いですね。

ネイビーブレザーに使われる「フランネル」・「ハリスツイード」などは世界的に有名で、
ハリスツイードを使ったジャケットは日本でも数多く小売店で販売されていますね。

イギリススーツについては、分かりましたでしょうか?
これで大見栄きって、「ブリティッシュスタイル」という言葉を使えると思いますw

以上、
現役サラリーマンがお送りするスーツ着こなし術でした。

 

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