フラワーホールはご存知ですか?
フラワーホール
フラワーホールは会社の社章やワンポイントアイテムなどを付けてるラペルについている穴の事ですね。では、元来から社章やワンポイントをアイテムを付けるために、わざわざあけていたのかと言うとそうではありません。このフラーループをあけるに至った経緯があるんですね。

●フラワーホールの歴史
スーツ フラワーホール
昔、風が強い日などはジャケットの襟をたてて風をしのいでいたんですね。その時に、襟が倒れない様にボタンを付けていたらしいですが、そのボタンの穴をあけたのがスーツにおけるフラワーホールの始まり。といわれています。ただ、その当時この穴は、フラワーホールという名前ではありませんでした。

その後、1936年に在位したイギリスのエドワード皇太子がこの穴に花を入れだした事がフラワーホールのはじまりと言われています。

フラワーホールはプロポーズのときにも利用されたりします。
その昔、男性が女性にプロポーズをする際、一輪の花を手向けるのが通例だったんですね。女性はその一輪の花を手にとり、OKであればフラワーホールに挿すという使われ方もこのフラワーホールはしていました。

●フラワーホールのチーループとは
フラワーホール チーループ
このラペルの裏地についているフラワーホールの穴の下にある水色のライン。これをチーループといいます。 チーループのチーというのは茎という意味。チーループの使い方としては、花の茎をここに通して花を固定するという使い方だったんですね。現在でもおしゃれにみせるワンポイントとして、チーループをパンツに付けたりする事もありますが、本来はラペルの裏側にあるものです。

皆さんのスーツにはチーループはついていますか?こういうフラワーホールやチーループの本当の意味を理解してスーツ作りをしているかしていないかで、スーツの質というのが決まってくるのではないかと私は思います。

ちなみに、このジャケットは昔P.S.F.Aで購入したもので、一昔前はすべての商品にチーループをつけていたらしいです。

〈2014年5月21日追加…〉
そういえば…と思い、何気なくラペルをひっくり返すと。このスーツにもついていましたチーループ。
別にあったからといって、使う訳ではないです、人に見せる訳でもありませんが、チーループがついているだけで、「きちんとフラワーホールの歴史まで考えて作っているんだな」と自分の中でこのスーツを買ってよかったと納得できます。

人に格好よく見られるために、スーツをきちっと着こなすというのはわたしのスーツを購入するモチベーションの一つですが、もう一つは自己満足できるかどうかですねwこの自己満足できるかどうかは、その人からでているオーラというか雰囲気にかかわってくると思います。ですので、こういうチーループは重要なんですね。
フラワーホール チーループ

皆さんもスーツ選びの際にはこういうポイントもご覧になられてもいいかもしれませんね。